オリックスのラオウこと杉本裕太郎外野手(30)が、シーズン最終戦で自身初の3割30本越えを決めた。

本塁打数は試合前時点で32本で30本以上をクリア。一方の打率は、試合前時点で474打数143安打で3割2厘。楽天との最終戦は、2回の第1打席が中飛。5回の第2打席で二ゴロ。7回の第3打席では投ゴロと3打数凡退で迎えた9回の第4打席に右前打を放ち、代走を送られた。打率を3割1厘とし、3割をクリア。右拳を突き上げた。

球団での3割30本塁打となれば08年カブレラ以来13年ぶり。日本人打者となると89年門田博光以来32年ぶりとなる。さらに球団生え抜きとなると、87年石嶺和彦以来34年ぶりの達成となる。

杉本はすでに規定打席に到達しており、安打、本塁打、打点、打率ともにキャリアハイの数字を残している。