DeNAはプロ5年目の京山将弥投手(23)に今季最終戦を託した。

28日の広島戦(マツダスタジアム)に先発予定。27日は横浜からの移動後に広島市内で最終調整し「チームにとって大事な最終戦。自分にとっても、この1試合が大事になる。最後を任された。どう終わるのかを意識して、いい形で終わるのがベスト」と話した。

8月20日の巨人戦から2連勝したが、その後は3連敗中だ。「コントロール、スタミナ、ピッチャーとしてのスキルが全然足りない」と課題を挙げる。だが、最終戦を託された期待は十分に感じている。「1年間の総括のピッチングができたら」と話した。

同学年の牧秀悟は、史上初の新人首位打者を狙える位置にまで打率を上げ、打率ランキングの4位に浮上している。打率の1、2位は、広島の鈴木誠と坂倉だ。「タイトルがかかっている選手の力になりたい。(鈴木誠らは)いい打者。打たれるか、打たれないか、しっかりと割り切って逃げずに勝負できたら」と京山。真っ向勝負で抑え込むつもりだ。