西武辻発彦監督(63)が16日、都内の西武ホールディングス本社で後藤オーナーに今シーズンの終了報告を行った。

6位だった今季は主力の故障が続いたが、若手は経験を積めた。就任6年目となる来季へ向けて「若い選手にチャンスを与えられ、戦力的には大きなプラスになった。優勝を目指して頑張ります」。42年ぶり最下位を糧とし、3季ぶりの王座奪還を誓った。

新外国人補強の構想も明かした。すでに今季所属の全4選手と来季契約は結ばないと発表済み。交渉次第となるが、全体では「5人ぐらい」の予定という。まずは「先発投手」をポイントに挙げ「しっかり投げられる。ピッチャーは何枚いてもいい」と強調した。野手では走攻守がそろうタイプと大砲の加入を心待ちにしている。「勝つチームは外国人が活躍する」。チーム内競争が促されることで、戦力の底上げにも期待を込めた。

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