ヤクルトの外野陣が、あえてフェンスにぶつかりながらフライを捕球する練習を行った。

全体練習の守備練習で、福地寿樹外野守備走塁コーチ(45)がノックを右翼方向に打った。山崎晃大朗外野手(28)や渡辺大樹外野手(24)は、背中をフェンスに当てた際の衝撃を確かめるように捕球していた。

ヤクルトは20日の第1戦に右翼手でスタメン出場した宮本丈内野手(26)が、2回に右翼への打球をジャンプして捕球した際に後頭部をフェンスに強打。グラウンドに突っ伏して、立ち上がれなくなった。自力で歩いてベンチに戻ったが、4回の打席で途中交代していた。前日のアクシデントをふまえ、フェンス際の打球処理の距離感や衝撃を確認した模様だ。