ソフトバンク藤本監督がドラフト2位指名した慶大・正木智也外野手(22=慶応)の来春キャンプA組(1軍)スタートを明言した。

高校通算50発、東京6大学リーグでも10本塁打を誇る右の強打者は、21日の明治神宮大会初戦の東農大北海道戦でも右翼へアーチ。秋季キャンプ休日のこの日、オンライン取材に対応した指揮官は「僕の中ではA組からいこうと思ってます」と構想を明かした。

現状は来季から外野手一本に専念する栗原が左翼、主将柳田の右翼レギュラーが内定。残る中堅を柳町、上林、佐藤直らで争う構図だが、「今のところまだしんどいかな」とアピール不足と感じている。将来的な本塁打王を目標に掲げる正木にもチャンスは十分にある。指揮官も「いい競争ができるんじゃないか」と、心待ち。また、ドラフト4位のNTT西日本・野村勇(いさみ)内野手(24)のA組スタートも内定した。