ロッテは26日、大嶺祐太投手(33)と来季の契約を結ばないことを発表した。沖縄・石垣島出身で、八重山商工を初の甲子園出場に導いた右腕は、06年の高校生ドラフト1巡目でロッテ入団。15年間で通算129試合に登板し、29勝35敗、防御率4・72の成績を残した。

大嶺は19年1月に右肘トミー・ジョン手術を受け、同年オフに育成契約に。20年8月に再び支配下登録された。今季はリリーフ要員として、5月下旬に1軍昇格。6月4日DeNA戦(横浜)で約4年ぶりの白星を挙げたが、6月11日巨人戦(ZOZOマリン)で1回4失点と打ち込まれ、その後は1軍登板はなかった。今季は8試合に登板し、1勝1敗、防御率4・09だった。今後は未定。