新人過去最高評価。広島栗林良吏投手(25)が30日、契約交渉に臨み、3700万円の大幅増となる5300万円でサインした。入団2年目の年俸では、森下の4300万円の球団最高額を更新した(金額はすべて推定)。

「しっかり評価していただきましたし、自分自身も1年間戦えた。(球団からは)シーズンしっかり戦ってもらったのと、守護神としてセーブ機会で失敗しなかったことを評価してもらった。あとは新人のセーブ記録だったり、いろいろ記録を残せたことを(評価された)」。

開幕から抑えを任され、53試合に登板して0勝1敗、新人最多タイ記録となる37セーブをマークした。防御率0・86で、セーブシチュエーションでの失敗は1度もなかった。侍ジャパンでも抑えを任され、金メダル獲得に貢献した。

「こうやって終わることができたのは良かった。最初の目標が1年間1軍にいることだった。来シーズンも目標に向かってやっていきたい」。

来季も抑えでの起用が決定的となっている。