マー君は来年も日本のマウンドで投げる決断をした。楽天は3日、田中将大投手(33)と来季の契約を結んだと発表。

背番号18の右腕は「ファン感で直接ご報告させていただきます。皆様にお会いできるのを楽しみにしています」とコメントした。4日のファン感謝祭でトークショーが予定されており、その場で思いなどを語る。

昨オフ、ヤンキースでの7年契約を終えてFAとなり、球界最高年俸となる9億円プラス出来高で楽天に復帰。今季は打線の援護に恵まれず4勝9敗だったが、防御率はリーグ5位の3・01。ハイクオリティースタート(7回以上自責2以下)は11度達成と安定した投球を続けていた。2年契約であったが、来季契約の選択権は田中将が持っていた。シーズン終了後に球団と話し合いの機会を設け、メジャー復帰も選択肢にあったが、来季も愛着ある楽天のユニホームで戦う選択をした。

残留のもたらす意味は計り知れない。戦力アップはもちろん、その経験、準備は多くの選手の最高の手本にもなる。まさに替えが効かない特別な存在だ。2013年。24勝0敗という伝説的な成績を残して、東北に日本一の歓喜をもたらした。あの時以来、9年ぶりの栄光をつかむべく、大きな力となる。

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