阪神の「ファン感謝デー2021」が4日、オンラインでスタートし、新主将の最終候補3人が発表された。近本光司外野手(27)、大山悠輔内野手(26)、坂本誠志郎捕手(28)の中から選出され、同イベントの最後に発表される。

今回は井上一樹ヘッドコーチ(50)が発案者となり、新たな試みとして選手間投票の方式が採用された。事前投票で最終候補の3人が決定。近本になれば06年赤星憲広以来の選手会長との兼任となる。大山になれば2年連続。坂本も初就任を狙う。

3人はイベントの冒頭でたすきを掛けられ、それぞれコメント。

大山 正直どうしたらいいか分からないです。今年1年キャプテンを経験させてもらって、正直つらいことばかりでしたけど、やらないと分からない経験もあった。プラスになったと思います。

近本 選手会長も兼任ということで、よりチームを引っ張っていけるようになりたいと思います。(野球人生で)キャプテンはない。副キャプテンどまりなので。これから成長していきたいと思います。

坂本 立候補したわけじゃないので…。そういう中でここまで残らせてもらったことはすごく光栄だと思います。野球以外のことで目立っちゃっているので、野球でも目立てるようにといつも思っています。

今季は大山がチームキャプテン、岩貞祐太投手(29)が投手キャプテン、19年から2年間主将を務めた糸原健斗内野手(29)が「名誉キャプテン」を任されていた。