BIGBOSSを支える“投げるポンセ”がやってくる。日本ハムは6日、前パイレーツの最速150キロ超右腕、コディ・ポンセ投手(27)と契約合意に達したと発表した。背番号は未定。

新庄剛志監督(49)にとっては前ブルワーズ3Aのレナート・ヌニエス内野手(27)に続く新外国人選手の補強となった。新庄監督は「いけるね! これは面白い。背がデカいねー」と期待。一方で「ストレートの伸びだけみれば、まぁ日本人でも慣れてきたら捉えちゃうだろうけど」としながらも「このカットボールをうまく意識して投げたらメチャクチャ武器になるね」とともに戦う日々を楽しみにした。

ポンセは球団を通じて「大谷選手やダルビッシュ選手など、世界最高峰のプレーヤーを輩出しているファイターズという素晴らしい球団でプレーする機会を頂き、大変うれしく思います。アメリカ代表として日本でプレーした時から、いつかは日本に戻ってきたいという思いを抱いていました。来季は、チームの勝利に貢献出来るように全力でプレーをします」とコメントを発表した。

コメントにある通り、ポンセは19年に開催された国際大会「プレミア12」に米国代表として出場。日本戦での登板はなかったが、メキシコとの3位決定戦など3試合に先発し、そのうち2試合は東京ドームのマウンドだった。また、パイレーツでは筒香と共闘したほか、昨年はレッズ秋山と対戦するなど、日本人選手とも縁が深い。

 

◆コディ・ポンセ 1994年4月25日、米カリフォルニア州ポモナ生まれ。15年ドラフト2巡目(全体55位)でブルワーズ入団。19年パイレーツ移籍。20年8月初昇格。メジャー通算20試合(先発5)で1勝7敗、防御率5・86。3A通算19試合(先発12)で2勝7敗、防御率4・86。198センチ、116キロ。右投げ右打ち。