ロッテ古谷拓郎投手(21)が8日、来季の契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸480万円でサインした。

習志野(千葉)から18年ドラフト6位で入団。3年目の今季は石垣島キャンプ終了後から別メニューに。「キャンプインから思い通りにいかないシーズンで始まって、夏くらいまでそういう状況が続いて」。手術のリハビリを続けていた石川歩投手(33)のアドバイスも受けながら、1から作り直してきた。

阪神とのファーム日本選手権にも登板するなど、将来の先発候補として期待は大きい。高校時代の先輩、ドラフト2位の国士舘大・池田来翔内野手(21)も入団する。「プロの世界で一緒にできるのはうれしく思いますし、負けないように活躍できればと」と巻き返しへ闘志を燃やした。

なお、2年目の昨季は先発デビューが雨で3度流れる雨男ぶりで「雨古谷(降るや)」と呼ばれ、話題になった。契約更改会見が行われたZOZOマリンの外はこの日、雨が降っていた。(金額は推定)