「BIGBOSS」から高評価を受けた巨人山下航汰外野手(21)は、12球団合同トライアウトの独特な緊張感を感じながら、持ち前のバットコントロールの高さと積極性をアピールした。

【詳細】33人が参加 2021プロ野球12球団合同トライアウト>

午前の部終了後、日本ハム新庄監督から「ジャイアンツの山下君はファームで首位打者を取ったんでしょ。面白いですよね」と印象に残った選手に挙げられ、他球団の編成からも熱視線を送られた。

10月に巨人を自由契約となって、球団側からは来季も育成での再契約を打診されたが、他球団でのプレーを希望し、トライアウトに勝負をかけた。

トライアウト終了後、取材に応じた山下の主な一問一答は以下の通り。

 

-内容はどうだったか

うまくとらえた打席もあったんですけど、正面をつくような打球が2本くらいあったんで、それはちょっと惜しかったなと。

-アピールしたい部分は

出せたと思います。

-新庄監督から名前を挙げられた。周りの視線はどうだったか?

すごい緊張しました。

-寒さなど、慣れない部分もあったと思うが

初めてで、ドームなのに結構寒いなと感じたんですけど、プレーしやすかったです。

-今後については

待つことしかできないんで、いい結果を待ちたいなと思います。

-今日のこの経験をどう生かすか

この緊張感とか、今までにないような緊張感だったんで。昨日の夜から、ドキドキする感じが結構久々だったので、いい経験ができたと思います。ピッチャーとの対戦の時はあまり緊張せずにいけたんですけど、球場に入ってくる時であったり、アップしてる時の雰囲気は自分自身初めての経験でした。