広島のドラフトで指名された育成4選手を含む新人11選手が家族とともに広島入りした。

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ドラフト4位の愛工大名電・田村俊介外野手(18)は、プロでの二刀流挑戦を球団に一任する。高校では投手として最速145キロ、打者として高校通算32本塁打を記録した。「任されたところで、自分の力を出したいということは伝えたいと思います。球団の言われる通りにしたい」。投手への未練も感じさせながら、打者1本で勝負する選択も受け入れる構えだ。

▽広島2位三菱重工West・森 (広島のイメージは)食べ物がおいしいイメージがある。キャッチャーの石原貴規は知っていて、(6位の)末包さんは(社会人野球で)地区が一緒だったので心強いです。

▽広島6位大阪ガス・末包(すえかね) (新入団会見に)僕自身、順風満帆な野球人生ではなかった。その中で努力をして、一瞬のチャンスをものにできれば、つかめる舞台であると思うのを伝えたい。

▽広島7位県岐阜商・高木 まだ本当にプロ野球選手になったという実感が湧いていない。明日ユニホームに袖を通して、カープファンのみなさんやプロ野球ファンのみなさんに自分の強みをアピールしたいと思います。