楽天は10日、今季ソフトバンクを戦力外となっていた川島慶三内野手(38)と、来季入団基本合意に至ったと発表した。

長崎出身で九州国際大から05年大学・社会人ドラフト3巡目で日本ハム入団の右打者。ヤクルト、ソフトバンクと渡り歩き今季は56試合に出場し、打率2割3分9厘、2本塁打、11打点。通算では874試合で打率2割5分2厘、37本塁打、179打点の成績を残している。

来季が17年目となるベテランは「もう1度、優勝したいと思っています。年齢的にもラストチャンスだとわかっていますし、来年、東北のファンの皆さんと優勝を分かち合いたいと思っています。そのためにも、ファンの皆さんの力が必要ですし、楽天生命パーク宮城のスタンドが満員にならないと優勝できません。イーグルスファンの皆さん、日々、東北の野球を盛り上げていきましょう」と意欲を示した。