プロ入りから順調に上昇カーブを描いてきたサブマリンが屈辱のダウン提示を受け入れた。ソフトバンク高橋礼投手(26)が14日、ペイペイドーム内で契約交渉に臨み6750万円から20%減となる1350万円ダウンの年俸5400万円でサインした。

「しょうがないですね。今年の結果に対する評価。何もしていないので」。プロ4年目の初減俸を素直に受け止めた。

今季は貴重な下手投げとして開幕ローテーション入り。開幕2戦目のロッテ戦(ペイペイドーム)で先発し、6回1/3を投げ2安打2失点。チーム連勝にしっかりバトンをつないだが、その後は力を発揮することができなかった。先発5試合で1勝1敗、防御率5・19で2軍落ち。新球として取り組んだカーブ習得がマイナスに作用した。「カーブを投げようとして小手先の投球に走ってしまった」。浮き上がるような直球のキレを失い、制球もままならなくなった。夏場までお呼びはかからず、プロ最少の11試合登板に甘んじた。

屈辱をバネにする。来季も先発志望を藤本監督に伝え、今オフは体幹を中心に鍛え直して「強い直球」復活に取り組む。「今年は悔しい思いをしたシーズン。金額にも表れているし、しっかり結果を出していきたい」。サブマリンはプロ5年目の再浮上を誓った。