「松坂世代」最後のNPB現役選手となったソフトバンク和田毅投手(40)が16日、ペイペイドームで契約交渉に臨み、現状維持の年俸1億5000万円プラス出来高でサインした。引退した盟友たちの思いを背負い、掲げる目標は球団初となる40代での2桁勝利&規定投球回到達。2年契約の最終年となる来季へ、さらなる飛躍を誓った。

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ベテラン和田が未知の領域へ挑む。来季が2年契約の最終年で、現状維持の年俸1億5000万円プラス出来高でサインした。日米通算20年目となるシーズンを41歳で迎える。「入団した時に40歳という目標はありましたけど、41歳というのは考えてもいなかった。これから1年1年が挑戦。自分にとっても未知なる領域」と、胸を躍らせた。

今季限りで西武松坂大輔投手(41)が引退。和田は「松坂世代」最後のNPB現役選手となったが、盟友たちには今も背中を押されている。「選手としての『松坂世代』は1人になったけど球場で解説している同級生もいるし、刺激をもらっています。僕も刺激を与えられる投球を見せられるように」。同学年の思いを背負い、掲げる目標は球団初となる40代での2桁勝利&規定投球回到達。「今年は全くできなかった。また挑戦したい」。5勝6敗、防御率4・48に終わった今季から巻き返しを誓った。

来年1月も長崎市内で自主トレを行う予定で、恒例の109段階段ダッシュで下半身をいじめる。「加齢の進行をいかに抑えられるか。それは自分次第」。和田といえば、自主トレ、キャンプでの豊富な走り込みだ。「シーズンオフの準備を考えるだけで頭が痛くなるけど、でもできないと戦えない。準備が大切です」。来季はチーム最年長。不惑の左腕は「藤本監督を就任1年目で胴上げできるように頑張ります」と、たくましく宣言した。【只松憲】

○…和田が球団に外国人コーチの招聘(しょうへい)を要望した。来季からの3軍制拡大へ向け、ソフトバンクはすでに中南米選手を育成契約で4人獲得。和田は「これからも外国人の若い選手は増えていくと予想できる。海外出身のコーチがいればメンタル的にも変わってくると思う」と自身のメジャー経験も踏まえて話した。三笠GMは「これから検討したいです」と前向きな姿勢を示した。