オリックスを自由契約となり巨人と育成契約を結んだ鈴木優投手(25)が17日、加入後初めて川崎市のジャイアンツ球場を訪れた。室内練習場でトレーナーとのキャッチボールなどで汗を流し、「すごい施設でびっくりしました。ウエートルームも室内練習場、砂の走るところ(走路)、ブルペンも5レーンくらいあった。大きくて全てが近くにあって動きやすい、練習しやすい」と目を輝かせた。

14年に、都立高の雪谷(東東京)からドラフト9位でオリックスに入団した「都立の星」。高卒7年目の今季は11試合に登板も、防御率は9・00だった。シーズン終了後に戦力外通告を受け、10日に巨人と育成契約を結んだ。新天地に足を踏み入れ「ワクワクしてます。ここで自分自身活躍できるように12月、1月をしっかり練習して備えたい」と誓った。

今オフはジャイアンツ球場でのトレーニングに加え、毎年恒例となっている日本生命での自主トレで、同チームOBの小林誠司らと練習を重ねる。