オリックス吉田正尚外野手(28)が22日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、1・2億円増となる年俸4億円プラス出来高でサインした。

7年目野手ではイチローに並ぶ最速の4億円到達。背番号「34」から「7」に変更することも発表した。チームの大黒柱がリーグ連覇&日本一へ新たな境地で臨む。

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新背番号「7」のユニホームを披露した吉田正は、ジョークを連発した。

「最初は(イチローさんの)51番を…。うそですよ(笑い)。34番は自分の中でも愛着があったんですけど、長女の誕生日が7月7日で、自分の生まれ月も7月。3+4=7とか…? もちろん、糸井先輩に連絡しましたよ」

オリックスの背番号7は16年の糸井嘉男(FAで阪神移籍)以来、空き番号となっていた。2年連続首位打者で25年ぶりのリーグ制覇に貢献したこともあり、1・2億円増の4億円プラス出来高で更改。「宇宙に行くにはお金をためないとね」と白い歯をキラリ。宇宙人と呼ばれる糸井先輩から7番を継承し、星をつかむ。入団時から6年間背負った34番が定着してきたが「今年はケガもありました。もう1度、見つめ直してパリーグ連覇、日本一」と心機一転で新シーズンに臨む。

今オフは満身創痍(そうい)だった肉体の休息にあてる。今月8日には神戸市内の病院で両足関節鏡視下三角骨摘出手術を受けたばかり。来春の宮崎キャンプの序盤は別メニュー調整の可能性もあるが「開幕日を逆算して」とペナントレースには影響ない模様だ。シーズン途中に負傷した左太もも裏、死球で骨折した右手首の完治も目指す。

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今月中には第2子となる次女が誕生した「正尚パパ」。年末は実家のある福井に帰省し、家族サービスに奮起する。1月はチームメートの来田や佐野如らを連れ、沖縄で鍛錬を積む予定で“チーム吉田正”を形成する。「同じメニューはできない。見る方が増える」と若手選手と関わる時間をプラスに捉え、常勝軍団の形成に尽力する。【真柴健】