ロッテ中村奨吾内野手(29)が24日、来季の契約更改交渉に臨み、4000万円増で大台突破の年俸1億1000万円でサインした。順調にいけば来季中に国内FA権を取得するが、契約年数は「単年です」と明かした上で「来年は単年で、時期が来ればいろいろ話そうと(球団から)言ってくれたので、来年しっかり頑張ってFAを取れるように頑張りたいと思っている」と、話した。

プロ7年目の今季はキャプテンを務め、4年連続となる全試合出場を達成。上位打線の一角で打率2割8分3厘、9本塁打をマークし、67打点はキャリアハイとなった。「4年間全試合に出たことに対しても評価していただいたし、今年キャプテンとして1年目で、よく頑張ってくれたと声をかけてもらった」と、評価され、年俸は初めて1億円を突破。来季も主将を継続予定で、ベストナインとゴールデングラブをダブル受賞するなど飛躍の1年に続いて「来年も取れるように頑張っていきたい」と、意気込んだ。(金額は推定)