日本野球機構(NPB)の新人選手研修会が12日、オンラインで行われ、広島からは新人11選手が参加した。

井端弘和氏「先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ」>

研修はアンチドーピングや税の意義と役割、SNSの使用モラルなどについて。約4時間にわたって開かれた。研修の最後は中日や巨人で活躍した井端弘和氏(46)が後輩たちへ講義を行った。

ドラフト1位の黒原拓未投手(22=関学大)は「税金の話も知っておかないといけないので、ちょっと難しいですけど頑張って勉強します」と難しい題材にも懸命にくらいついた。井端氏は講義の最後に、「1人でも多く侍ジャパンに入る選手が増えてほしい」と新人選手に声をかけた。黒原も「みんなが憧れる、いずれは入りたい。まずはチームで結果を残して、侍ジャパンでもプレーできたらいいなと思う」と青写真を描いた。

新人研修も終わり、13日からは新人合同自主トレの第2クールが始まる。左腕は「疲れてないわけじゃないが、みんなと楽しくできている。キャンプにいい状態で入れるように」と、すでに内定している1軍キャンプに向け調整を続ける。

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▽ドラフト2位の森翔平投手(24=三菱重工West) プロ野球選手として、しっかり決まりを守って、自覚を持ってやらないといけないなと思った。