楽天のドラフト1位吉野創士外野手(18=昌平)ら新入団選手9人が17日、宮城・東松島市の東日本大震災被災地を訪れた。

渥美巌市長の説明を受けながら、東松島市震災復興伝承館や震災遺構を見学。初めての被災地に「震災の跡が残っていた。そういったものを見ると相当ひどかったんだなと、自分も胸が痛くなる瞬間があった」と振り返った。

吉野は浦安市出身。震災当時は自宅周辺での液状化現象を目の当たりにした。1週間ほど電気や水道のライフラインが寸断されたことも経験。被災地への思いをより一層強くした。「元気や勇気を与えられるプレーヤーになれるように頑張りたい」と決意を新たにした。