巨人ドラフト2位の山田龍聖投手(21=JR東日本)が、首脳陣の熱視線を喜んだ。川崎市・ジャイアンツ球場での新人合同第2クール最終日の20日、室内練習場のブルペンで中腰の捕手に直球とチェンジアップを計23球投げた。

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原辰徳監督(63)ら首脳陣が見守っていたこともあり、球はやや上ずっていた。山田は「緊張感があったので、余計力んでボールが上に浮いちゃいました」と認めたが、緊張感はむしろ歓迎のタイプ。「大会とかは緊張したほうがいい投球ができる方だと思うので。緊張感がない方が駄目なので、あった方がいいと思います」と頼もしかった。

投球前、原監督から「JR東日本は練習がきついから、ジャイアンツでも大丈夫だよ」と声を掛けられた。指揮官の配慮に感謝したうえで「練習についていくのが目標じゃないので、そこはまだ気を引き締めていきたいと思います。まずは社会人の時に投げていたボールをキャンプで投げられるようにやっていきたいです」と力を込めた。