ソフトバンクが助っ人3選手不在のシーズン開幕を想定し、春季宮崎キャンプに臨むことになりそうだ。

新型コロナウイルスのオミクロン株の急拡大で外国人選手の来日が不透明。特に3月以降に来日がずれ込む新外国人のフレディ・ガルビス内野手(32=フィリーズ)、タイラー・チャトウッド投手(32=ジャイアンツ)、再獲得となったコリン・レイ投手(31)の3選手について、現場サイドは「開幕不在」を想定。

「(外国人選手がキャンプに)来る場合と、来られない場合を考えてくれと、森ヘッドにはお願いしている」と、藤本監督は11日の新人視察で話していたが、この日、森ヘッドコーチは開幕不在を前提にチーム編成を進める考えを明かした。「最低、最悪のことを考えながらやっていかないと。3月に来日しても調整具合も分からないし、現時点では(ガルビス、チャトウッド、レイの)3人は(開幕に)間に合わないものと考えてやったほうがいいと思う」と話した。

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グラシアル、デスパイネ、モイネロ、スチュワートらは2月中旬の来日が予定されているものの「新戦力」が不在となると厳しい船出も予想される。最終的には24日に行われる監督コーチ会議で、チームとしてのコンセンサスを固める模様だ。