巨人山口寿一オーナー(64)が5日、宮崎での春季キャンプ第2クール初日を視察した。

1軍の練習前には「ここは1軍でも若手中心で練習をしている。今年は、ジャイアンツにとって大事な年です。ここにいる全員がぜひ力を伸ばして、若い力で強いジャイアンツをつくってほしいと心から願っています。リーグ優勝を奪還して日本一を狙う。そのためには、充実したキャンプが大事なので、オミクロンで相当窮屈な思いをしていると思いますけれども、それを乗り越えて、ぜひ頑張ってほしいと思います」と訓示した。

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すると、原辰徳監督(63)が突然、秋広と堀田、女子野球チームの吉安にあいさつをするよう指名した。3選手はそれぞれ一歩前に出て、堂々と思いを口にした。

秋広 自分たちはリーグ優勝、さらに日本一を目指して、このキャンプを頑張ってやっていきます。頑張ります!

堀田 原監督が若い力でチームを作っていくとおっしゃったように、僕自身もその1人になれるように頑張っていきます。

吉安 女子創設メンバーの1人として恥じないように頑張ります。

山口オーナーはその後にS班と2軍の練習場も訪れて訓示した。

「1軍は若手中心でしたから、若い力で強いジャイアンツをつくってほしいと心から願っていると言いました。S班は主力なので、若手の底上げのためにも主力の活躍が必要だということを言いました。オミクロンでみんな窮屈な思いをしているだろうけど、それを乗り越えて充実したキャンプをしてほしいと言いました」と話した。

その後はブルペンに移動し、原監督らと若手の投球練習をチェック。「若い選手が出てこないとチームは勢いがつかない。それはみんなも分かっているでしょうけど、なるべくそういうことを言っているのは、自覚をより高めてほしいなと思っているんですけどね」と期待した。