阪神大山悠輔内野手(27)と糸井嘉男外野手(40)が6日、沖縄・宜野座キャンプに視察に訪れた侍ジャパン栗山英樹監督(60)から熱い言葉を送られた。

2人そろって栗山監督とは縁がある。

大山は白鴎大出身。同大学に教授として籍を置き、オフには特別講義を行っている栗山監督は「個人的に言っちゃいけないけど、俺の感情的には大山と一緒にやりてえなってのはすごくあるけど、そこはバランスを見ながら」。本音をちらつかせ、「これだけ難しい阪神の中心を打ってね、結果を残しているわけだから。本当によく頑張っていますし、そのへんの評価はしっかりしています」と目を細めた。

糸井とは、日本ハム時代に監督と選手としてともに戦った。「僕にとって最初の年に嘉男とやった野球を、嘉男とよく話しますけど。個人的なことを持ち出してはいけないですけど、本当にこの年齢までよく頑張っているので、気にはなっているんですけど、何なら『嘉男いこうよ』と(考える)ぐらい」とまさかのラブコール。「選ぶ選ばないかは別ですよ。それぐらいの思いはあります」とかつての教え子への特別な思いを明かした。