巨人菅野智之投手(32)が、球団史上最多の8度目となる開幕投手への強い意欲をあらためて示した。
【関連記事】巨人ニュース一覧
宮崎での春季キャンプで10日、ブルペン投球を実施。原監督が右打席に入った24球を含めて、スライダー、カーブ、フォークなどの変化球もまじえて63球。
「ちょっと力が入ってバラツキましたけど、そろそろ打者を立たせたいなとは思っていたので、自分的にもありがたかったです。だんだん出力も上げながら、いい時間を過ごせています」と、納得の表情で振り返った。
エースの自覚と決意は固い。前日9日、開幕投手の決定を一任されている桑田投手チーフコーチが4人の候補から今月中に絞り込む考えを示した。
菅野は「自分自身はそこで投げるつもりで時間を過ごしてきていますし、そういう方針というのは知っているので、自分も。自分で自分の尻をたたきながらやっていきたいと思います」と、大役を務めないといけないという責任感をにじませた。
3月25日の中日戦のマウンドを想定しながら、キャンプでも自らを追い込む。次は12日の宮崎1次キャンプ最終日にブルペン入りし、沖縄・那覇キャンプでは150球から160球の投げ込みをへてフリー打撃登板というシナリオを描く。「ここ数年、たぶんキャンプでの最高の球数って60球とか70球ぐらいだったと記憶している。ただ、結果が残っていない。なにか自分の中で変えないといけない。投げるという部分でしっかり貯金を作っておく。思い起こすと、そうやって調整、球数を投げて調整してきた時期もあった」。さらなる高みを目指すため、もう1度、原点に立ち返る。
打席からもチェックした原監督は「順調に来ているでしょうね」と目を細めた。菅野は「フィニッシュのところで左足にしっかり体重が残っているってことは、すごく自分の中でいい時の感覚に近い。球数を増やしていって、再現性を高めていければいいなと思います」。球団新記録となる開幕戦5勝目に向け、視界は良好だ。



