DeNA大田泰示外野手が、「反撃」の象徴になる。ライブBP(フリー打撃)で守護神候補の三嶋と“対戦”。逆風が吹く中、14球目を弾丸ライナーで左中間席へ突き刺した。「奇跡的にバットに当たってくれた」と謙遜しながら「バットを振るというところが大事なところで、しっかりと振れたので良かったです」と手応えを示した。

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昨年11月に日本ハムを自由契約になって、DeNAと契約。スローガン「横浜反撃」と自身の思いを重ね合わせる。スローガン発表時には「僕自身も“反撃”だと思いますし、昨年悔しい思いをして、すごく突き刺さるものがある」と共感。三浦監督は「大田泰示というプレーヤーがどう“反撃”するのか、今シーズンが楽しみ」と期待した。

豪快な1発でチームメートにも衝撃を与えた。山崎は「逆風の中で力のある打球を見て、『ハッ』と驚かされるというか、非常に心強いなと思いますし、脅威だなと」と感嘆した。濃厚接触者疑いで自主隔離し、7日から合流。三浦監督の目にも「表情が生き生きしているよね。野球を楽しんでいるなって」と強烈に印象づけた。【久保賢吾】