DeNA田中俊太内野手(28)が東海大相模の先輩、大田泰示外野手(31)と共闘する。

18日、2軍練習後に取材に応じた。高校時代はともにプレーしていないが「兄が1歳違いで一緒にやっている。実際に高校で一緒にやっていないので、プロに入ってから相手チームであいさつに行くくらいでした。(入団後は)連絡もして実際に施設でも会ってお願いしますと言いました」と話した。

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ともに巨人でプロの門をたたき、田中俊はFAの人的補償で、大田は日本ハムをノンテンダーとなり、DeNAで同じユニホームに袖を通した。「先輩としては心強いです。楽しみな部分もあるので早く一緒にプレーできるように、僕もそのための準備をしっかりしたいです」と前を向いた。

1日に新型コロナの陽性判定を受け、11日から2軍練習に合流した。「体重は、減って1キロくらい。10日間のうち、後半5日くらいは元気でした。体も戻ってきたので、食べる量、できる範囲でお願いして、お弁当やうどん、いろいろ作ってもらって、という感じ。筋肉量はあれですけど、体重は何とかそんなに落とさずにすみました」と振り返った。

移籍1年目の昨季は開幕戦で古巣巨人相手に6打点の活躍を見せたが、その後はレギュラー確保には至らなかった。「スタートから最後まで出たいというのは変わらない。そのために守備もバッティングもしっかりできる準備はしてるつもりなので、そこは変わらずやってます」と力強かった。