ロッテ佐々木朗希投手(20)が自己最速タイの163キロをマークした。

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初回、日本ハム3番細川への5球目が、球場スピードガンで「163」と表示された。2回には6番野村の初球にも163キロを投げた。

佐々木朗は昨年11月6日のCSファーストステージ楽天戦(ZOZOマリン)でプロ入り後最速となる159キロをマーク。プロ3年目の今季、初実戦でいきなり大台を超え、プロでの最速を4キロ更新した。

163キロを投げたのは高3春、19年4月6日の高校日本代表1次候補合宿での紅白戦以来、1050日ぶり。同試合で横浜・内海貴斗内野手(現法大2年)を相手に163キロを投げた。当時は中日スカウト陣のスピードガンによるもので、球場設置のスピードガンでの163キロは自己最速となった。

この日は予定の2イニングで26球を投げ、うち16球が160キロ台だった。直球の平均球速は約160・18キロだった。【金子真仁】