楽天田中将大投手(33)が、22日の練習試合・ヤクルト戦で、先発マウンドに上がる。今季初めて対外試合での登板となり、3イニングの予定。「どれだけ投げられるか。対相手チームということになって、どういう感じで投げられるかというのが楽しみだし、結果どうこうよりは内容、感覚というところを確かめられたら」と意気込んだ。

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手応えとして、状態のよさを挙げる。自主トレ期間は量をこなして自身を追い込み、9年ぶりに2月1日からスタートした今キャンプでは投げ込みを続けてきた。「元気に投げられている。内容も含めてだが、去年との違いは感じている」とうなずく。ここからはシーズンに向けて、先発ローテーション投手としての調整に切り替えていく。

20日はブルペンでドラフト2位安田悠馬捕手(21=愛知大)相手に、35球を投げた。登板前日の21日は、沖縄・金武町でキャッチボールやランニング。「いい投球できるように心がけるが、力むところは力んでいいと思う。それで出た課題を1つ1つ自分の中で修正を重ねて、開幕を迎えられた方がいいかなとは思う」と先を見据えた。【湯本勝大】