東京6大学野球の法大が23日、川崎市内のENEOSグラウンドで今年初の対外試合を行った。

昨秋都市対抗8強のENEOSを4-2で下し、白星スタートを切った。今秋ドラフト候補の斉藤大輝内野手(3年=横浜)は、3球団のスカウトが見守る中、3打数1安打1四球。6回にはバットを折られながらも右前へ運び、後続の適時打を呼んだ。「優勝しないと次のステージはないと思っています」と話し、「プロに挑戦したいと思っています」と意気込んだ。加藤重雄監督(65)は「落ち着いた主将。チャンスでもピンチでも、浮き沈みがない」と、安定した精神力を評価する。