巨人ドラフト1位の大勢投手(22=関西国際大)が1日、東京ドームで、初の実戦形式となるシート打撃に登板した。打者4人に16球を投げ、内野安打1本に抑えた。直球は最速152キロを記録し、開幕1軍、ローテ入りへアピールに成功。「ドームの感覚、マウンドの感覚は非常に投げやすかった。1軍でずっと投げ続けるにはそうチャンス多くないと思う。今日みたいなシート打撃だったり、オープン戦でしっかり自分の球を投げて、チャンスをものにしたい」と力を込めた。

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◆大勢のシート打撃の投球全球は以下の通り

【対中山】

<1>149キロ外角直球 ボール

<2>150キロ直球 ファウル

<3>127キロ内角低めスライダー ボール

<4>152キロ外角直球 ボール

<5>151キロ内角直球 見逃し

<6>150キロ直球 ファウル

<7>138キロフォーク 一ゴロ

【対秋広】

<1>137キロフォーク 空振り

<2>150キロ外角高め直球 空振り

<3>149キロ真ん中直球 中飛

【対若林】

<1>130キロスライダー ボール

<2>149キロ外角直球 見逃し

<3>136キロ外角フォーク 見逃し

<4>130キロ内角低めスライダー 空振り三振

【対中山】

<1>151キロ外角直球 空振り

<2>149キロ外角直球 遊撃への内野安打

▽巨人中山(シート打撃で大勢と対戦し、2打席目で内野安打)「真っすぐもすごい勢いで、変化球1つ1つもキレている。敵じゃなくてよかった」

▽巨人ドラフト2位・山田龍聖投手(21=JR東日本。1軍昇格即シート打撃に登板。打者4人に無安打1奪三振2四球)「だいぶボールは良かったと思う。あとは打者にどう攻めるか」