巨人ドラフト1位の大勢投手(22=関西国際大)が実戦2試合目にして自己最速を更新する158キロをたたき出した。

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7回から3番手で登板。三ゴロ、空振り三振で2死とし、迎えた東京オリンピック(五輪)代表でもある日本ハム近藤を直球で押した。カウント2ー1からの4球目、外角高めへの直球が158キロを記録。関西国際大時代に計測した157キロを1キロ更新した。最後は155キロ直球で中飛に打ち取り、2試合連続の3者凡退でマウンドを降りた。

合計12球中、直球を8球投げ、最遅で154キロ。直球の平均は155・6キロだった。

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▽巨人原監督(大勢について) 頼もしい限りですよ、それはね。(起用法は)役割分担、パーツというか、そういうものはまだ決まっていないんでね。よく話し合いながら結論が出れば、しっかり伝えたいなと思います。

◆プロ野球の球速メモ 最速は昨年8月13日にビエイラ(巨人)がマークした166キロで、日本人投手の最速は16年のCSで165キロ、同年の公式戦で164キロを計測した大谷(日本ハム)。公式戦で160キロ以上を記録した日本人投手は大谷、藤浪(阪神)ら7人いる。巨人では槙原が84年に当時の日本最速となる155キロ、沢村が157キロを記録しているが、160キロを出した日本人投手はまだいない。