東都大学野球2部の専大は6日、東京・大田区内の東京ガスグラウンドで、今季初の対外試合を行った。

今秋ドラフト候補の最速151キロ右腕、菊地吏玖(りく)投手(3年=札幌大谷)は先発し、昨秋都市対抗野球優勝の東京ガス打線相手に、3回を1安打2奪三振無失点に抑えた。この日最速144キロの直球を中心に、スライダーなど5つの変化球を織り交ぜ、相手を封じた。菊地は「東京ガスさん相手に自分の持ち味が出せた。自信になります」と力を込めた。視察した広島尾形スカウトは「いろんな球種を使えるので投球がうまい。どんどん良くなっていくと思います」と評した。