DeNA三浦大輔監督(48)が、先発投手陣のサバイバルをたき付けた。8日西武とのオープン戦(横浜)ではロメロが先発予定。さらに先発候補の坂本裕哉投手とドラフト2位徳山壮磨投手(22=早大)が、それぞれ2イニングずつ登板予定で、先発テストをする。三浦監督は前日の投手練習に自ら顔を出し、先発候補らを見守った上で「シーズンが近づいて徐々に絞り込んでいかないといけない。枠は決まっている」とふるいに掛けていく。

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左腕・今永が左前腕の炎症で出遅れる中でも、先発候補の開幕ローテーション争いは激しい。8日登板の3人に加え、東、石田、大貫、浜口、上茶谷、京山らがいる。5日オリックス戦ではドラフト4位三浦銀二投手(22=法大)を先発に抜てきして試した。徳山も先発調整を続けており、ルーキーにも幅広く開幕ローテのチャンスを与え、競争を促す三浦監督は「相手打者も状態上がってきているところで、どういうピッチングをするか。結果もそうですけど、内容ですよね」と、実戦の中で見極めていく。