阪神メル・ロハス・ジュニア外野手(31)が開幕左翼死守へ上昇気流に乗っている。中日戦は「6番DH」で先発。6回無死一塁で大野雄のフォークを捉え、左翼フェンス直撃の適時二塁打を決めた。これでオープン戦4試合連続安打。この4試合は計10打数5安打5打点だ。「いい投手を打てることは、自分をより良くできる機会。一番の投手から打てるということは自信につながっている。いい状態でできている」。試合後のコメントから前向きな感情があふれ出た。

##head##

【ニッカン式スコア】阪神ー中日 詳細スコア

キャンプ中からなかなか調子が上がらず心配されていただけに、矢野燿大監督(53)は「メル(ロハス)も状態が良くなってきている」とひと安心。昨季打率1割4分8厘と苦しんだ右打席でも快音が響き始めたことは、何よりの朗報だ。左翼にロハスが収まれば、残すポジションは遊撃だけ。虎の開幕オーダーが徐々に見えてきた。