巨人ドラフト3位の赤星優志投手(22=日大)が、5回4安打無失点の好投で開幕ローテ入りを大きくたぐり寄せた。

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日大鶴ケ丘(東京)時代にはたどりつかなかった、初の甲子園のマウンド。持ち前の制球力を存分に発揮し、最速151キロの直球とツーシーム、カットボール、カーブ、フォーク、スライダーと全球種をコーナーに散らした。阪神打線に的を絞らせず、散発4安打で三塁ベースを踏ませない堂々たる投球を披露した。

「今日は全体的にコントロール良く投げられたのが良かった。高校の頃から憧れの場所でもあったので、すごく良かったです」と振り返った。プロ入り後最多の74球を投げ「5イニング目はスタミナ不足というか、疲れを感じた。5回6回でバテているようじゃダメなので、次の登板に向けて球数も増やしていきたい」と先を見据えた。

▽巨人原監督(先発し好投した赤星について)「もともと肝っ玉が大きいんでしょう。いろんな球種もあるし、ストライクゾーンを、ベース板を大きく使える。スピードもある」