DeNAの頼れる主将が戻ってきた。

右腹斜筋の肉離れで戦列を離れていた佐野恵太外野手(27)が「6番指名打者」で復帰。2回の第1打席、カウント2-1から、ヤクルト・サイスニードの直球を右前へ運び、即安打をマークした。「オープン戦を見ているだけだったので焦りももちろんありましたけど、自分に焦るなって言い聞かせながらリハビリをやってました」と、安心した表情で話した。

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バットだけで終わらず、ハッスルプレーを展開。安打の後、次打者・知野の右前打で、一気に三塁進塁を試みた。タイミングはセーフも、スライディングの勢い余って塁を離れタッチアウト。それでも、三浦監督は「キャプテンがああやって走塁をやってくれることで、チームとしては大きな意味がある」と積極性をたたえ、おとがめなし。主将のハッスル効果もあって、チームはオープン戦4試合ぶりの勝利を収めた。

▽DeNAロメロ(4回4安打4与四死球も2失点にとどめ) カットボール、チェンジアップが昨年より良い感覚で投げられ、自分の持ち球を全て使えたことは良かった。