阪神が今秋ドラフト候補の最速151キロ右腕、大経大・才木海翔(かいと)投手(3年=北海道栄)をリストアップしていることが15日、分かった。

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鳴尾浜で阪神2軍と大経大のプロアマ交流戦が行われ、才木が先発。バックネット裏で6球団のスカウトが見守る中、和田テクニカルアドバイザー、畑山統括スカウト、渡辺スカウトらが関西の大学NO・1投手の呼び声高い右腕に熱視線を送った。

才木は8日のオリックス2軍戦で4回無失点と好投。2年連続首位打者の吉田正を速球で詰まらせ、二塁併殺打に仕留めるなど力を示した。この日の直球は最速147キロで、3回2安打2四球2失点(自責1)だったが、阪神は継続して視察を続けていく。また、17日には大商大戦(鳴尾浜)が予定され、同じくリスト入りが判明した最速147キロ左腕の伊原陵人投手(3年=智弁学園)もクロスチェックしていく模様だ。