DeNA山崎康晃投手(29)が、痛恨の走者一掃の適時三塁打を浴び、逆転を許した。1点リードの9回、大きな拍手に迎えられ、守護神として、マウンドへ。2死満塁と勝利まで1死まで迫ったが、西川の打球は前進守備の中堅桑原の頭上を越えた。

【ニッカン式スコア】27日のDeNA-広島戦詳細スコア

不運も重なった。先頭の坂倉のゴロは遊撃大和が足を取られ、内野安打。代打堂林の遊ゴロは併殺コースだったが、二塁牧の一塁への送球が少しそれた。最速152キロを計測した直球の力は十分で、三浦監督は「まだ始まったばかりなんでね、特に変わらないです」と次回登板に期待した。

チームは、リーグ史上初の開幕から2試合連続2ケタ失点を喫するなど、開幕カード3連戦を計28失点で3連敗。広島打線にビッグイニングを作られるケースが見られ、投手陣の立て直しはもちろん、守備での細かなミスを減らすことも求められる。

▽DeNA牧(8回に一時勝ち越しの1号ソロ) 本塁打になるか微妙でしたが、ファンの皆さんの声援がスタンドまで運んでくれた。