楽天は2日、この日に予定されていたソフトバンク戦の中止を発表した。楽天のチーム内から多数の新型コロナウイルス感染症陽性者が発生していることを受け、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、NPB、新型コロナウイルス対策連絡会議の専門家(地域アドバイザー)と協議し、決定した。明日3日の同カードも中止される。

楽天は1日の試合前に則本昂大投手、川島慶三内野手、アラン・ブセニッツ投手、小深田大翔内野手、安田悠馬捕手、小峯新陸投手の6選手が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表。試合後には小山伸一郎投手コーチと西口直人投手が新たに陽性判定を受けたと発表した。3月27日には茂木栄五郎内野手の感染が判明。開幕から合計で選手8人、コーチ1人と感染が相次いでいた。

プロ野球では昨年5月、日本ハムや広島でチーム内に多数のコロナ感染者が出たことにより、試合が中止になっている。