今年の甲子園初戦で、阪神佐藤輝明内野手(23)が今季1号アーチをかけた。

【阪神】開幕9連敗中、甲子園で初勝利なるか 佐藤輝明1号2ランで初回3点先制/ライブ速報>>

初回、1点を先制してなお1死一塁の場面。ロメロの148キロの内角球に反応し、右翼席まで運んだ。

「打ったのはツーシーム。いや、もうめちゃくちゃうれしいです。本拠地でたくさんのファンの方々も来ていただいていますし、絶対に勝ちます!」

興奮気味に球団広報を通じてコメントした。

開幕から4番に起用され、フルイニング出場してきた2年目の大砲。10試合目、40打席目でようやく飛び出した今季1号だった。

一塁走者の糸井が二塁ベース手前で大飛球の行方を見ていた。本塁打を確信していなかった佐藤輝は猛然とダッシュ。あやうく糸井を抜きそうになり、急ブレーキ。糸井のすぐ後ろを追いかけるようにホームに帰ってきた。