広島は先発の九里亜蓮投手(30)が7回1失点で試合をつくった。チームは同点の6回1死一、三塁から松山竜平外野手(36)が中前適時打で決勝点を挙げた。連敗を「3」で止めた。

【関連記事】広島ニュース一覧

佐々岡真司監督(54)は「地元で(3連戦の)頭を取れたことは大きい。九里は試合をつくってくれた。松山の勝負強さはチームに必要」と振り返った。

佐々岡監督の一問一答は以下の通り。

-3連敗で止めた

まず地元に帰って、なんとか(3連戦の)頭を、というところで粘り強く。九里が四球四球と、1発のある、当たっている打線で慎重になったのかもしれないけど、しっかりと粘り強く投げた。試合はつくってくれたと思います。

-100球超えても7回を行かせたというのは彼への信頼と、火曜を託したところの意図も感じた

タフな選手ですし、当然投手キャプテンとして長いイニングを、週の頭は長いイニングを求めてという意味もありますし。

-栗林がしっかり9回締めた

プロに入って(2日の中日戦で)ああいう負けというか、セーブシチュエーションで。今日はセーブシチュエーションじゃなくても行ってもらおうかなとも思っていたが、まずは抑えて気持ちも切り替えられるというのが今日だった。ボール自体も悪くなかったし、球の強さもあったと思うので、これですっきりするでしょう。

-接戦で3戦落として、接戦で連敗止めたというのも価値がある

3敗とも、本当にしっかりとゲームの中ではできているし、そこまでショックを受けるような、悲観する内容ではなかったと思う。しっかりと投手中心に1点差という、負けは負けという中でも、チームの雰囲気というのも悪くなかったと思うし。で、きょう地元ということで頭をとれたことは大きいですね。

-4番にマクブルーム、6番に松山を左翼で起用した

多少はちょっと守備に不安が松山はあるが、今はこの3連敗して、打線がという状況のところで、今日は松山を持っていって。松山の勝負強さというのはやっぱり、チームに必要ですし。