武蔵大が筑波大を完封で下した。

先発の田中啓斗投手(4年=日大二)が、9回7安打でリーグ戦初完封。140キロ台の直球に、オフに研究を重ねたスプリットなどの変化球を織り交ぜた。「ピンチの場面でも強い気持ちで打ち取れるところが持ち味です。今日も直球で押せました」と、力を込めた。

山口亮監督(39)は「オープン戦でも『150球くらい投げさせてください』と平気で直訴してくるんです。投手としての肝が据わってますよね」と笑顔でたたえた。