DeNAの選手コラム「ハマスタ現場発」第2回は、ドラフト6位ルーキーの梶原昂希外野手(22)です。「1番中堅」でフル出場した12日巨人戦では初安打初本塁打に加え、プロ野球史上初の新人でのデビュー戦4安打の大活躍。試合の裏側、試合後の反響を明かしてくれました。

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巨人戦の試合後、スマートフォンを見たら、今まで見たことがない数のLINEがズラーッと来ていて、本当にビックリしたと同時に、うれしかったです。正確な数字は覚えてないですけど、50件以上はいただいたと思います。本当にありがたかったです。

両親もすごく喜んでくれましたし、「また、これからも頑張りなさい」と言われました。まだ、(初安打初本塁打の)ボールは僕が大事に持ってますけど、感謝の思いも込めて、両親に渡そうと思っています。

あの試合、1打席目は緊張とかもあって、思うようなスイングができませんでした(結果は三振)。でも、(本塁打を打った)2打席目は、石井コーチが「しっかり振っていけ」と言ってくださったので、真っすぐに絞って、思い切っていこうと。初球を思い切って振れたのが良かったです。

試合後、記者の方から記録の話を聞いて驚きましたが、そこに関しては意識はなかったのが正直なところです。結果的にそうなっただけで、本当にたまたまです。その結果だけに満足せず、周りにすごい方がたくさんいるので、いろいろ吸収して、1日1日少しずつでも成長していきたいです。(DeNA外野手)