下肢のコンディション不良で出遅れていた阪神原口文仁捕手(30)が、「3番一塁」でスタメン出場し、3打数2安打2打点で復帰戦を飾った。2月20日、2軍安芸キャンプ中の西武戦以来、58日ぶりのゲームで攻守ともに問題なくプレーした。

24日のウエスタン・リーグ、オリックス戦でプロ初先発予定のドラフト1位森木大智投手(19)は、1イニングの調整登板で2失点を喫した。

平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

【ファーム速報】阪神ー広島1球速報     

-原口が実戦復帰

「若いやつの見本になるね、あのバッティングねー。コンパクトに凡打っちゅうか、アウトの内容もいいし、2打席目も3打席目も左ピッチャーに対してのストレートに負けないコンパクトなスイングだとか、ベンチでいろんな指示を出したりとか、そういうところが素晴らしいよ」

-原口、陽川が復帰して、試合もできる

「こうやって復帰してくれないと、まだ爽やかイレブンだもん。少数精鋭じゃないよ。爽やかイレブン、ね、最後中川も出て全員野球だ。これが本当の全員野球。今年は全員野球よ。読んで字のごとしやろ。全員野球」

-高寺が3安打。

「ずっと試合出ずっぱりだったんで、背中の張りも疲れとか、そういう。そんなこと言ってられないよ若いやつは、とかは言ってられないんだけど。ちょっとゲームが4試合くらい空いて、そう言った意味で体もフレッシュになって、望夢らしい逆方向にな。見事だよ。3安打やろ」

-森木は

「それは野間とか正随とか、1軍クラスのバッターにこうやって対戦できて、甘い変化球や外のストレートをああやってうまいこと打たれるのは、彼の勉強。久しぶりの実戦だし、この前シート打撃で投げたといってもね、この1イニングを投げたことで次のオリックス戦へのいい準備ができたと思うよ」