ロッテ打線に「0」が並ぶ。8回完全投球の佐々木朗に1点も援護できずに敗れた17日の日本ハム戦から2日後、この日も西武スミスの前に7回まで無安打。4回1死から四球で出た走者福田秀は、2ボールからのけん制死であっさりと流れを止めた。

【ニッカン式スコア】19日の西武-ロッテ戦詳細スコア

初ものに弱い。12日のソフトバンク戦(長崎)でも支配下登録されたばかりの19歳田上に対し、5回までマーティンの二塁打1本のみ。150キロ近い直球にフライアウトを量産し、そのわずか1週間後、来日初登板の右腕に同じような拙攻を繰り返した。

18試合を終え、先発陣は11度のQS(クオリティースタート=6投球回以上で自責点3以内)を達成している。だが、そのうち5度で白星がついていない。この日の先発小島も、悪いながら6回4失点で何とか粘った。打線がついてこなければ勢いに乗れない。