巨人が新外国人マット・シューメーカー投手の投打にわたる活躍で接戦を制し、今季2度目の6連勝を決めた。

多彩な変化球を制球良く投げ分け、7回2死まで完全投球。A・マルティネスに左翼線への二塁打を浴びて大記録への挑戦は途切れたが、9回を122球、2安打無四球で投げきり、来日初勝利を初完封で飾った。

打線は1点リードの9回1死一、二塁で、中島宏之内野手が2点適時二塁打を放ち、6試合ぶりのスタメン起用に応えた。

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貯金を11に伸ばした原辰徳監督の主な一問一答は以下の通り。

-シューメーカーが好投

「そうですね、テンポも良かったしね。まあ何というか、夢のようなことがあわや、というぐらいね。頑張ったというね。無四球というのはやっぱりすごく価値があるし、完封というのはすごいですね」

-完封・完投がチームにもたらす意味

「どうでしょうね、でも、7回終わって『どう?』という感じで(聞いた)。そうしたら『I can』、できる、というところで。9回もと。代える材料はなかったね」

-9回は中島が価値ある一打

「ナカジらしいというかね。あの場面でよくぞ打ってくれましたね」

-先発、代打といろいろな役割で結果を出している

「僕とナカジとはあうん、というのがあるから(笑い)」

-6回に大城が二塁への進塁後に交代

「ちょっと心配ですね。僕はドクターじゃないから分からないのだけれど、ちょっと心配ですね」

-明日以降は様子を見て

「と、思います」