オリックス福田周平外野手(29)の朗希打ちに、中軸も続いた。福田の安打後、1死一塁から紅林弘太郎内野手(20)が4球目の158キロストレートを捉え、一塁への内野安打に。1死一、二塁に好機を広げた。

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紅林は同世代の「令和の怪物」との再戦を、こう見ていた。

-佐々木朗と2度目の対戦。どういうイメージで。

紅林 簡単に打てる球じゃないんで、短い強いスイングで戦いたいと思います。

-昨季も対戦があると思うが、昨季との違い。

紅林 平均球速、球の速さが、去年も160キロぐらい投げてたと思うんですけど、前対戦した時は160キロの質がちょっと違うなと感じたので、そこをちゃんと力を利用して、打てるように頑張ります。

-打席に立って感じたこと。

紅林 打席に立ってですか。めちゃめちゃ速いなと。フォークとか、全部途中まで真っすぐでスライダーとかフォークとかだったので、前回はちょっとすごすぎて、相手も調子すごい良かったと思うんで、ちょっと前回は手も足も出なかったというか。

-球種を見極めた時には遅い? 

紅林 そうですね。

-フォークは右打者には逃げるように落ちているように見える。

紅林 落ちながらスライド、フォースラっていうんですか。しながらなんで、右バッターは逃げていく球なんで、すごい嫌な球なんで、まあそこは何とか両方追いかけたら絶対無理だと思うんで、もうどっちか、フォークだったらフォーク。作戦的なところなんで、あんまりあれですけど、どっちか絞っていけたらいいなと思います。

-同世代の好投手と対戦できるのは楽しみもある? 

紅林 そうですね。やっぱり楽しみ、まあできれば対戦はしたくないですけど、やっぱチームが勝つのが一番なんで、やっぱやるからにはちゃんとチームが勝てるようなバッティングを、追い込まれたら粘ったり、チームが勝てるようなバッティングをしたい。

-どういう存在? 

紅林 僕はテレビでいつも見てて、雲の上の存在という感じだったが、今はおんなじグラウンドで対戦できてるんで、今でも完全試合とかやっちゃってるんで、今も相当すごいとこまでいってるので、僕はまだまだ全然、そんな力もないですし、でも戦うからにはそうも言ってられないんで、ちゃんと打ち返せるように準備していきたい。

まさに有言実行の内野安打になった。