明大は1勝1敗で迎えた第3戦で、3安打で3点を奪い、2勝して勝ち点を2とした。

プラン通りの継投で逃げ切った。中1日で先発した蒔田稔投手（3年＝九州学院）は、4回1失点。

5回からは、前日に先発した村田賢一投手（3年＝春日部共栄）がマウンドへ。2連投となったが、疲れを見せずに内角を攻める強気の投球で5回1失点で今季2勝目を挙げた。

1点差に迫られた直後の7回2死一塁で、今秋ドラフト候補の早大・蛭間拓哉外野手（4年＝浦和学院）を迎えた。村田は「シンカーで逃げよう」としたが、蓑尾海斗捕手（4年＝日南学園）は「攻めろ」とサインを変えず。140キロ直球で三邪飛に抑えた。強気の攻めを貫いて相手4番を抑え「昨日（勝利を）取りこぼしたので、絶対に勝ちたかった。大きい1勝です」と喜んだ。

冬の期間に走り込みや投げ込みで体力強化しており「昨秋が終わってから、3連投まで考えて準備をしてきた結果が出ました」と納得の表情だった。